5月 21, 2021 JavaScript

JavaScriptのwhile文、do-while文

while文とは

while 文は、条件が成立(true)する間、記述した処理を繰り返す制御構造です。例を見てみましょう。

let x = 1;
while ( x > 0.2) {
    console.log(x);
    x = Math.sin(x);
}

このように、ある条件、この例の場合 x > 0.2 が成立する間処理を繰り返します。x は最初に初期化しておかないと、初回の実行で x の値が不定になるので気を付けましょう。1回目だけは処理を必ず実行する場合には、do-while文で書くこともできます。

let x = 1;
do {
    console.log(x);
    x = Math.sin(x);
} while ( x > 0.2);

while文とdo-while文の違いは、処理内容の実行前に条件をテストするか、実行後にテストするかの違いです。これは、初回の実行に影響します。

条件の与え方に注意

while文、do-while文を使うときには、条件をどう書くか注意してください。条件が常に成立してしまうと、処理は永遠に繰り返され、結果的にブラウザが固まったような状態になってしまいます。

この記事は、ECMAScript 2015(ES6) を前提に書いています。古い実装では、異なる場合があります。